Google Search Consoleの検索アナリティクスでSEOをやってアクセス向上した

2015年05月18日
以前、Google ウェブマスターツール(現 Google Search Console)に登録する記事「Google ウェブマスターツールを導入してみる」を書いてから、3ヶ月以上が過ぎました。
この間にSEOという観点で、Google Search Consoleを使って私がやってみたことや、わかったこと、使い方などを備忘録代わりに整理しておきます。

ちなみに、これは当ブログとは別のブログで私がいろいろやってみた結果です。
先に書いてしまいますが、必ずしもうまくいっているわけではありません。

※ 2015年5月21日追記
「Googleウェブマスターツール」は、2015年5月20日に「Google Search Console」という名称に変更になりましたので、当記事も修正しております
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はじめに


今回の記事では、Google Search Consoleの「検索アナリティクス」(旧「検索クエリ」)の機能の活用についてだけ書きます。他にも便利な機能があって活用しましたが、今回は「検索アナリティクス」に限定して紹介します。

Googleさんは賢いので、単純にキーワードをちょっといじったりとか、ちょっとしたテクニックでどうにかするというSEOは、もう難しいと思っています。
ですので、ユーザにとって価値のあるコンテンツを提供できるように工夫する、というのがSEOの基本的な考え方になり、そのためにGoogle Search Consoleの情報を活用するという位置づけになります。

なお、2015年4月頃にGoogle Search Consoleの画面デザインや操作性が大きく変わりましたので、2015年5月18日時点での画面をベースに紹介します。

これまでのSEO実験結果の推移


やったことを紹介する前に、まずは結果から貼っておきます。
狙っているキーワード(仮に「キーワードX」とします)での掲載順位の推移です。

Googleウェブマスターツール:キーワード掲載順位推移

はっきり言って「キーワードX」は大したキーワードではなく、初期の状態でも30位程度にはなれるような、ややマニアックなキーワードです。
30位からはじまって、上がったり下がったりしながら、現在では5〜6位で安定するまでになりましたので、まあまあの成果と思っています。

アクセス数は、このキーワード単独で5倍程度、関連ワードも含めると10倍以上になりました。

Google Search Consoleで現状のクリック数や表示数、掲載順位を把握する


Google Search Consoleにログインすると「ダッシュボード」が表示されていると思います。
真ん中に表示されている「検索アナリティクス」をクリックすると、推移グラフと、その下に検索クエリの一覧が表示されます。

初期状態では「クリック数」しかチェックが入っていないですが、まずは「表示回数」「CTR」「掲載順位」にもチェックを入れます。

下図は2015年2月14日〜21日のキーワードXのデータです。
Google Search Console:検索アナリティクスの2015年2月14日〜21日のデータ

クリック数15、表示回数60、CTR25%、掲載順位は25.7位となっています。
まずは、掲載順位10以内を目指すことにしました。

比較評価するための記事をとにかく増やす


準備として、同じキーワードXをテーマにして、いくつかの異なる視点や切り口などで記事を増やすことにしました。

どういう記事が上位に表示されるかを比較するためです。
私の場合、1月中旬頃からそのブログを始めていて、約1ヶ月間、ちょっとずつ記事を増やしていき、2月中旬時点で15の記事を公開している状態になりました。

SEO実施前にどの記事が上位に掲載されるか確認する


キーワードXのデータの「>>」となっている箇所をクリックします。
Googleウェブマスターツール:検索アナリティクスの画面

次に、「ページ」と書かれたラジオボタンを選びます。

Google Search Console:検索アナリティクスの画面2

すると、そのキーワードで検索したときに、表示、クリックされたページの一覧が表示されます。
これを見ると、どのページが上位に掲載されたか、クリックされたかがわかります。

Google Search Console:検索アナリティクスのページ一覧

私の場合、実は上位4つまでは、カテゴリページやタグのページ、トップページなどで、単独の記事のページではありませんでした。
また、5〜8位のページも、そもそも表示されない9位以下のページに比べれば何か違いがありそうです。

上位に掲載されるページと下位に掲載されるページ、または掲載されないページで何が違うのかを比較し、その原因について仮説を立てて、ひとつずつ検証していくことにしました。

これまでの結果から立てた仮説は以下の3つです。
・仮説1:有用な情報の多いページの方が上位に掲載される?
・仮説2:タイトルの中にキーワードXを入れた方が良い?
・仮説3:タイトル内のキーワードXの位置は前半の方が良い?

仮説1:有用な情報の多いページの方が上位に掲載される?


カテゴリページやトップページには5つの記事が掲載されており、キーワードXのカテゴリやタグのページは、キーワードXに関連する記事ばかりが5つ表示されます。

ユーザからすると、個々の記事ページよりも、カテゴリやタグのページの方が情報量は多く、たしかに有用なページだと思います。

であれば、各記事のカテゴリやタグをユーザの求めるキーワードにして整理することで、ユーザにとって価値の高い情報を見つけやすくなり、SEOの効果があるかもしれません。

さらに、5〜8位までの記事とそれ以下の順位のページを比較すると、上位の記事は下位の記事よりも、やや文章の量が多い傾向があることに気が付きました。

文章の量が多いということは情報量が多いとも考えられます。
もちろん情報が有用かどうかの方が重要とは思いますが、例えば、3つの情報を3つの記事に分けるよりも、1つの記事にまとめた方が情報量は多くなり、価値があるページと判断されるかもしれません。

というわけで検証してみます。
以下、簡単に書いていますが、結構な時間をかけています。変更してから結果が出るまでにはかなりタイムラグがあるので、いくつかの検証を並行してやっています。

仮説1の検証1:タグとカテゴリをユーザ視点で整理


元々は、自分の整理しやすいように適当につけていたカテゴリとタグを、ユーザが検索したくなるようなカテゴリとタグに再整理することにしました。
結果を比較するため、タグは有用そうなタグに変更し、カテゴリはユーザにとってはあまり意味のない分類にして、しばらく様子をみました。

結果、一時的に元のタグやカテゴリが消えた影響で順位が下がりましたが、しばらくすると、タグのページがかなり上位に表示されるようになりました。
一方で、カテゴリのページはかなり下位の方に消えてしまいました。

ユーザにとって意味のあるタグ、カテゴリでの分類はSEOに有用なようです。
現在は、カテゴリも再整理しましたが、現時点でまだ結果が戻っていません。

仮説1の検証2:ひとつの記事に複数のネタをまとめる


それまでは、ひとつ記事にひとつのネタだったのですが、試しに4つのネタをまとめてひとつの記事にしてみました。ただし、ひとつひとつのネタは、少しボリュームを減らして、記事の量は4倍にならないけど、情報の詰まった記事にしました。

結果、まとめた記事が圧倒的に上位に来てしまいました。正直なところ、ここまで顕著に違いが出るとは思ってなくて、予想外でした。
あまりまとめて書くとすぐにネタ切れになるので、以降は、定期的に小ネタをまとめることにしました。

仮説1の検証3:ひとつの記事のボリュームを増やす


過去に書いた短い記事のいくつかに手を加えて、情報量を増やしてそれなりの内容の記事にしてみました。手を加えなかった他の記事に比べて、変化があるかを確認しました。

結果、若干の影響はありそうですが、それほど大きな変化はありませんでした。何もしなかったページよりは、上位に掲載されている気がします。
微妙なところですが、過去の他の記事も情報量を増やし、以降に書いた記事も情報量を増やすようにしました。

上記の対策を実施してしばらくした後で、さらにGoogle Search Consoleを使って、またデータを確認しながら仮説、検証を繰り返します。

仮説2:タイトルの中にキーワードXを入れた方が良い?


これについては検証するまでもなく、当然、タイトルにキーワードを含めた方が良いことは予想できます。
実際、上位に掲載されるのは、タイトル中にキーワードがある記事ばかりです。

しかし、必ずしもタイトルに入れにくいネタの場合もあって、不自然に入れるのもどうかという気がしていて、どのくらい影響があるのかが気になります。

仮説2の検証:タイトルにキーワードXを入れない記事を書いてみる


記事の内容的にはキーワードXを含み、記事内にもキーワードXを入れて、キーワードXのタグをつけて、タイトルにはキーワードXを入れない、ということをやってみました。

結果は予想通りで、まったく上位に掲載されませんでした。
多少、無理をしてでもタイトルに入れた方が良さそうです。が、まだ悩んでます…

仮説3:タイトル内のキーワードXの位置は前半の方が良い?


たまたまかもしれませんが、タイトル内でキーワードXが前半にある方が上位に表示されている感じがしました。正直、大きな差ではないので関係ない可能性も高いです。

キーワードXを求めるユーザにとっては、検索した際にタイトルの頭にキーワードXが付いていれば、求めている情報であることがわかりやすいとは思います。
例えば「【キーワードX】ほげほげ」みたいなタイトルの方が、「ほげほげに関するキーワードX」よりも、もしかしたらわかりやすいかもしれません。
もちろんタイトルと内容と合っていることが前提ですけど。

仮説3の検証:タイトル内のキーワードの位置を前半に移動する


いくつかの記事で、タイトルを変更してキーワードの位置を前半に持っていきました。
結果としては、ほとんど影響ありませんでした。もしかしたら、微妙に違うのかもしれませんけど、目に見えた違いは確認できませんでした。

というような仮説、検証を今も繰り返しています。
今は、掲載順位と比べてクリック率が低い記事の原因は何か?とかを、試してます。

まとめ


Google Search Consoleの使い方はいろいろあると思いますが、今回は、特定のキーワードでの掲載位置を上位にする目的で、活用してみた事例を紹介しました。

これがベストの使い方とは思いませんし、もっとうまい使い方はあるはずです。
ただ、基本は、仮説を立てて、何パターンが実践してみて結果を比較して効果を検証する、というやり方になると思います。
どうしても結果が出るまでに時間がかかるので、複数の検証を並行してやることになり、個々の実験の効果が見えにくいという問題はあります。

自分用の備忘録ですが、誰かの何かの役に立てば幸いです。

以下は、Google Search Consoleで気が付いたことのメモです。

Google Search Consoleのデータが1週間くらい反映されないときがある


大体いつも3日前くらいのデータが表示されていて、遅いときは1週間くらいデータが更新されないときがあります。原因はわかりませんがそういうものみたいなので、気にしないことにしました。

掲載順位が自分で検索した時と違う


原因はいろいろあり、言語とか国とか個人の設定によって順位は変わるようです。あまり気にしても仕方がないので、そういうものだと思って気にしないことにしました。

Googleアナリティクスとの違い


SEOのためには、Googleアナリティクスも活用する必要がありますが、Googleアナリティクスにも似たような検索クエリの分析機能があり、最初は違いがよくわかっていませんでした。

Google Search Consoleのポイントは、「Googleで検索された、ほぼすべてのクエリを分析できる」ということです。

逆に言うと、Googleアナリティクス等のほとんどのクエリ分析ツールでは、Google検索の多くのデータが欠落します(SSLによりnot providedになります)。
その代わり、Google以外のYahooとかの検索結果も分析できるようですが、現時点での検索のほとんどはGoogleなので、Google Search Consoleの方が精度の高いクエリ分析ができます。
また、Google Search Consoleの方がフィルタなどの機能の使い勝手は良いように感じます。

ですので、クエリ分析だけに限定すると、Google Search Consoleの方が有用と思います。

参考情報


以下は、本記事を書くにあたって参考にした情報です。
- Google ウェブマスター向け公式ブログ
 Google フレンドリーなサイト制作・運営に関するウェブマスター向け公式情報です。
 やはり公式ページの情報は、はずせません。

- 検索エンジン最適化 ( SEO ) スターターガイド (pdf)
 上記の公式ブログにも置いてあるSEOの基本が書いてる資料です。
 ページタイトルの重要性は、一番最初に書かれています。

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posted by 黄昏のスペシャルパンダ at 01:58 | Comment(0) | ブログ関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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