Windowsコマンドプロンプトで『グラフィックスドライバーの問題』エラーダイアログが出る原因と解決策

2025年07月27日
Windowsのコマンドプロンプトで日本語を入力していたら、「このターミナルでグラフィックスドライバーの問題が発生し、時間内に回復できませんでした。」というエラーが頻発していたのですが、どうにか回避できたのでメモです。

私はClaude Codeでの入力中に発生しましたが、PowerShellなどのコマンドプロンプトなら同様に発生します。

環境
・OS:Windows11
・GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070
・NVIDIAドライバー: 577.00
・日本語入力:Microsoft IME

スポンサーサイト

発生していた現象


具体的には、こんなエラーダイアログが出ます:

「このターミナルでグラフィックスドライバーの問題が発生し、時間内に回復できませんでした。ターミナルは一時停止されています。」
ターミナルエラー.png

このエラーが出るタイミングは、日本語入力中だったのですが、常に発生するわけではありません。
私の場合は「、」とか「。」とか「?」を入力した前後に発生することが多く、どういう条件なんだろうと試行錯誤していて、ようやく条件を特定できました。

日本語を入力して、一旦スペースキーで変換し、そのまま入力を継続しようとすると確実に発生します。(上記の「、」とか「。」を入力するとき、私の癖でそういう操作をしていたようです)

例えば、次の操作で100%発生します。
・「なんか」と入力
・スペースキーで変換
・そのまま「あ」と続けて入力

厄介なのは、このダイアログが出てもダイアログ自体にフォーカスが移るわけではないので気づきにくく、入力を何も受け付けない状態になり、マウスでわざわざ「再開」ボタンをクリックしないといけないことです。
作業の流れが止まって非常にストレスでした。


解決策


最初はエラーメッセージ通りグラフィックドライバーの問題だと思って、NVIDIAの設定やドライバー更新、ターミナルのレンダリングの設定変更などを試しましたが効果なし。
IMEで入力中に発生するので、もしかしたらと思ってIMEの設定を確認してみたところ当たりでした。
私の環境の場合、原因はMicrosoft IMEの設定でした。

具体的には、Microsoft IME「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」という設定がオンになっていることが原因でした。

解決手順:
(1) Windowsのタスクバーにある検索窓で「IME」と入力
(2) 検索結果から「日本語 IME設定」をクリック
(3) 「全般」を選択
(4) 画面下の方にある「互換性」の欄を探す
(5) 「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をオフにする
(6)「IMEのバージョンの変更」のダイアログで「OK」
互換性.png

私は、これで現象が発生しなくなりました。
もう一度、オンにすると、今でもすぐ現象が再現します。


参考


その他の原因と対策


調べてみると、他の原因で同様の現象が起こる場合もあるようです。
Windows Terminal GitHub Issue #15601:https://github.com/microsoft/terminal/issues/15601

1. NVIDIAドライバーとの相性問題
・特定のNVIDIAドライバーバージョン(例:572.70)で発生
・Windows Terminalの公式GitHubで複数の報告あり
・対策:ドライバーの更新または古いバージョンへの戻し、など。解決してない?

2. Windows Terminalのレンダリング設定
・1.21以降でAtlasEngineがデフォルトになり問題が顕在化
・対策:WARPレンダリング(ソフトウェアレンダリング)への切り替え

もしIME設定変更で解決しない場合は、これらの他の対策も試してみてください。


参考リンク


同様の現象について、Fedibirdで投稿されている方がいました:
https://fedibird.com/@mutaguchi/113445661339264892
こちらの投稿でも同じ現象が紹介されていたのですが、IMEのところまで読んでなくて遠回りしてしまいました...


まとめ


本当に困っていたので、どうにか回避できて良かったです。
そもそも古いIMEをあえて使い続けていたのは理由があった気がするのですが、既に忘れてしまいました。変な影響がなければよいのですが。

同じ現象で困っている方の参考になれば幸いです。


スポンサーサイト

タグ:IME PowerShell
posted at 16:12 | Comment(0) | プログラミング
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: